「アールグレイ」とは、グレイ伯爵という意味。
その名のとおり、イギリスのグレイ伯爵が愛飲したことが名前の由来とされています。では、この神秘の香りアールグレイは、どうやって伯爵のお気に召す運びとなったのでしょうか。これにはいくつか説がありますが、そのうちの一つに、こんな話があります。
19世紀前半のこと、中国に派遣された英国の使節団の一人が、中国人の官吏の命を救いました。そのお礼に手渡された包みを英国に持ち帰りグレイ伯爵に献上したところ、その包みの中にはとても素晴らしい香りの茶が入っていました。グレイ伯爵は、エキゾティックな香りにあふれたその茶をたいへん気に入り、屋敷に人を招いて振る舞ったとか。
そして、出入りの茶商に「このお茶と同じ香りをつけたお茶を作って、私の名前で売ってもよい」と言いました。これが、アールグレイの名前の由来と言われています。当時の香りが現在のものと同じだったかどうかはわかりませんが、あの香りに吸い込まれて、歴史の世界へ旅をしているような、そんな気分が味わえるかもしれません。さわやかな香りとクリームダウン(紅茶が白く濁る現象)しにくい茶葉が、アイスティーにピッタリです。


