大恐慌から第二次世界大戦へ。1930年代は激動の時代でした。生まれたばかりのユニリーバは合理化を迫られます。イギリス国内では、主力ブランドに注力するために石けん製造業50社をカット。マーガリンと食用油の製造工場も10工場から5工場にまで削減されました。
しかし、ユニリーバは、ビジネスを拡大しつづけました。すでに確立している市場には、水にとけやすく、短時間でお掃除ができるフレーク状の石けんや、手頃な価格で気軽に栄養が摂れるビタミン入りマーガリンなど、画期的な新製品を次々と投入。その一方で、冷凍食品やインスタント食品など、新しい市場も開拓していきました。ブランドを通して暮らしに輝きをお届けしたい―。ユニリーバの願いは、厳しい社会状況や経営環境の中でも、決して変わることがなかったのです。

